複製画

先日名古屋市美術館に行って、モディリアーニの「おさげ髪の少女」が気に入ったので、複製画でも買おうかと思いました。

いろいろ調べてみると、それほど高価でもありません。もっとも、印刷によるポスターみたいな形態になったものはずいぶん安いです。しかし、ポスターはポスターですから、ちょっと興ざめですね。

手書きの油絵による複製画が2万円~8万円程度で買えるというのは、手間を考えると、ずいぶん安いように思います。いったいどうしてこんなに安くなるのだろうと思って、さらに調べたところ、どうも制作している場所は中国のようで、それも大芬村(だいふんむら)というところであるようです。この村では、有名な絵画の複製に特化した画工が流れ作業的に複製画の大量生産をしている様です。まったく芸術とはほど遠いやり方なので、一挙に興ざめしてしまいました。おもしろ半分に買うのはいいかもしれませんが、真剣に購入を考えるのは馬鹿げているかもしれません。

元々、複製画と言っても、よく見ると、原画とは微妙にタッチが違っています。原画にあるものが複製画にはないというとんでもない複製画もあるようです。こんなものにお金をかけるなんてちょっと馬鹿げているかもしれません。むしろ、安いポスターでも飾っておくのが気楽でいいかもしれません。

それより、近所の美術館にあるのだから、見たくなったら、見に行けばそれですみますよね。結局、本物に勝るものはないですからね。